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オフィスデスクに実施されている3つの耐久試験

オフィスデスクに実施されている3つの耐久試験

オフィスデスクはオフィスチェア同様に、ワーカーの身に近い状態で使用される事が多いため、安全性が求められます。 日本標準規格(JIS規格)においては、事故を未然に防ぐための試験基準が規定されています。

こちらではオフィスデスクに実施されている3つの耐久試験についてご案内させて頂いております。 お客様におかれましては、ぜひこちらのコンテンツを参考資料としてご参照くださいませ。

垂直力に対する安定性

試験の目的/机・テーブルの天板の縁に上から力が加わった時に、転倒しないかどうかを確認する試験です。 天板に手をついて立ち上がったり、その上に乗った時を想定しています。
試験方法/引用規格:JIS S 1202 試験体を床面に設置し、試験体の長辺側の脚をストッパに当て、ストッパ側の天板の縁から50mm内側の位置に規定の垂直力を加えるか、反対側の脚が浮き上がるまでの垂直力を測定します。 次に、短辺側の脚にストッパを当てて同様に試験を行います。

持続垂直荷重試験

試験の目的/机・テーブルの天板の上に物を乗せた時の強度を確認する試験です。 書類などの重さで一定期間に、天板がどれくらいたわむかを想定しています。
試験方法/引用規格:JIS S 1205 荷重を加える前と、荷重を加えてから後の天板のたわみを比較します。天板には1d㎡(1d㎡=0.1m×0.1m)当たりの規定荷重を等分布に載荷し7日間放置します。

水平力試験

試験の目的/机・テーブルの脚部の強度を確認する試験です。 上に物を載せた状態で天板側面から力が加わった時に、テーブルが傾いたり、脚が折れることが無いかを想定しています。
試験方法/引用規格:JIS S 1205 机・テーブルの天板上に転倒防止に十分なおもりを均等に載荷する(最大100㎏)。 試験体を床面に設置し、短辺側の脚の周りをストッパに当て、天板の一辺から、中心線の方向に規定の力を水平に10秒間10回加え、移動量を測定します。 この操作を、ストッパ位置をそのままにして、天板の各辺(4辺)についてそれぞれ行います。

オフィスデスクは作業の効率性や作業者の快適性に大きく影響するため、高機能であると同時に安全・安心に使用できる事が重要です。 事故を未然に防ぐためにも、耐久試験に通過した安全・安心なオフィスデスクを使用する事を推奨します。

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